ふくごはん 生産者の声


今月のふくごはんの食材は「梨」です。

取材を
大熊町で梨を作っていらっしゃって
原発事故で只見町(奥会津)に避難されていて
今年から、
千葉県の香取市で梨を作っている

youichihonda1069

関本信行さんにお話をお伺いしました。

詳しいお話はこちらの生産者の声より→

ちょっと長くなりますが、、
取材後記ということで
直接、お話を花泉の脇坂さんと御邪魔したのですが、

きっかけは、
ふくごはんを始めて、花泉cafeでケータリングをさせてもらったときに
関本さんにお会いしていて、
少しお話をさせてもらって、
そのときも言葉が出なかったな。。というのが、
正直な気持ちで・・・。
そんな気持ちをずっと持って、ふくごはんをやっていました。
それから、県内の農家さんのお話をいろんなところで
お伺いするようになって、震災のことも
書かないととは思っていますが、その人がどんな気持ちで
どんなふうにモノを作っているか、その想いを。
それが本当にすごいってことを伝えて行きたいなぁと

最近の取材は少しずつ、変わってきているところです。
忘れないように、エッセンスは残しながら。
福島県内での仕事も増えていて、県内の方々と会うことも多いのですが、
農家さんをはじめ、そこで生きて、働いて、育てて、
その営みを料理を介して、素材を介して、伝えていきたいと思っていました。

そして、今回の取材で改めて関本さんにお会いして
いろんな話を花泉の酒を飲みかわしながら、お話をさせてもらって
「特別なことはないよ。なんとかなるし」
と、平然と言える関本さん、、かっこよかったです。
お子さん、3人いらっしゃって、ご両親は会津若松の仮設住宅にいらっしゃって。この2年半の間に何度も移転して。
梨が作りたくて、手を挙げると今までのノウハウや力があって
手を差し伸べてくれる方々がたくさん、いらっしゃるんだなぁと。
「今年の梨は売らねーの。」
「今まで、避難してて、いろんなものを全国の仲間から送ってもらってたらからさっ。これから、ここで梨を作っていきますっていう、報告だな。」
「まあ、息子のオッケーも出てないから、ってのも大きいけど」って
大きく笑われていて、楽天イーグルスが好きで、花泉の酒が大好きで、
梨が大好きで。

想いで食材が生まれて、それをそのまま、伝わるように
僕のできることをしていこうと思います。

まあ、関本さんに、梨は生で食うのが一番だけどなっ!!って言われたけど(笑)

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